キャリーケースの選び方
スーツケースより小さいタイプをキャリーケース、キャリーバッグといいます。国内旅行や短期の海外旅行で使いやすい小さなスーツケースです。キャリーケースやキャリーバッグにはさまざまな種類、大きさがあり、違いを理解したうえで選びたいところ。
ここでは、キャリーケース/キャリーバッグの選び方をご紹介しましょう。
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軽くて丈夫なものを選ぶ
キャリーケース(キャリーバッグ)はなるべく軽くて丈夫なものを選びます。サイズは、リットル(L)で表されるのが一般的です。海外旅行なら、荷物の紛失を防ぐために、できれば飛行機に持ち込めるサイズを選びましょう。機内持ち込みサイズは、W55cm×H40cm×D25cmで、3辺の和が115㎝以内です(航空会社や路線により多少違います)。このサイズですと、容量はだいたい30L程度になりますが、これで十分旅行できますし、荷物は小さい方が移動時にラクです。
キャリーケースの選び方
- 素材はしっかりしているか
- ハンドルは十分な長さがあるか
- タイヤがしっかりしていて、スムーズに転がるか
- 機内持ち込み可能なサイズか
- TSAロックが装備されている
安物のキャリーケースはタイヤが弱い
まず、表面素材がしっかりしたものを選びます。素材はデニールで表示されます。これは、ナイロン糸の繊維の太さを表す単位で、数字が大きくなるほど糸が太く丈夫です。
キャリーケースは値段も質もピンキリで、値段と性能はおおよそ比例しますから、ケチらないほうがいいでしょう。
特に、安物はタイヤ部分が弱いことが多く、旅の途中でタイヤが壊れてしまうこともあります。キャリーケースのタイヤが壊れてしまうことは悲劇です。
タイヤ以外でも、素材が薄くほつれたり破けてしまったり、ハンドル部分が曲がってしまったりすることもよくあります。機内に預けると、空港で大きな荷物の間に挟まれたり、ときには投げられたりしますので、丈夫なことは大事です。
TSAロック対応のものがベター
TSAロックはアメリカ運輸保安局 TSA(Transportation Security Administration)によって認可・容認されたカギです。
飛行機に荷物を預ける場合、中身を確認できるようにカギをかけてはいけないのですが、TSAロックならばカギをかけて荷物を預けることができます。ですから、できるだけTSAロック対応キャリーケースやスーツケースを買うべきです。
TSAロックの詳細説明
もう少し細かく説明しましょう。アメリカでは、9.11同時多発テロ後、アメリカ国内すべての空港で、厳重なセキュリティチェックが行われるようになりました。空港で預けてしまう荷物は、持ち主が立ち会えない場所でTSAの職員によってバッグやキャリーケースを開けての念入りな検査が行われます。このとき、カギがかかっている荷物はすべてカギを壊すなどして検査されます。そのため、通常は荷物にカギをかけて飛行機に預けることができません。
ただし、TSAロックをしている荷物に関しては、TSAの職員が特殊なツールを使って開けることができます。そのため、カギが破壊されることはありません。つまり、TSAロックを装備している荷物だけが、カギをかけて飛行機に預けることができるのです。したがって、これから買うのならば、TSA対応ロックのついているスーツケースやキャリーケースがベターなのです。
次の項では、
キャリーケースのブランドと口コミを紹介します。